『HMS鈴鹿「モトラボオリジナルレベル/サーキットに役立つスキル編」』ご参加頂いた皆様、ありがとうございました!!
当日は、前日東海地方に大雨を降らせた梅雨前線も小休止、朝は雨がパラついても路面はみるみるドライに!実は雨上がり~ドライというのがこのHMS 一番美味しいコンディションなんです!
なぜなら、雨に降られずにウェット走行を学べて、その後にドライで全開走行!ができるからです。
ウェット路面に躊躇する受講の方も見えましたが、みなさん気付きや学びを得ていただいたと思います。
ライディングの幅を拡げる、気付きを見つけてスキルアップを狙う活動、それがHMS(Honda Motorcyclist School)鈴鹿「モトラボオリジナルレベル/サーキットに役立つスキル編」です。
モトラボEJが開催するHMS鈴鹿は、年3回オーテック鈴鹿とのコラボで開催しています。
このHMS(Honda Motorcyclist School)は、常設クラスは初級・中級とあるところを、なんとオーテック鈴鹿代表の大内田実氏の特設コースなんです!
カリキュラムの端々に「うーん?これ、鈴鹿の○○なコーナーに似てる…」というライディングの要素が散りばめられているサーキット志向の内容に加えて、街乗りにおいても有効な低速セクションや制動など1日の中にライディングの要素を凝縮した特別カリキュラム!
STEC(鈴鹿サーキット交通教育センター)のインストラクターも毎回集まる受講者のキャラクターのカルテを通してよく理解し、カリキュラムを組み立ててくれます。
250~1000ccまでSTECで揃えられている幅広いバリエーションからバイクを選んで1日乗り倒すカリキュラム。勿論途中で乗り換えもOK。
午前中はオリエンテーションに始まり制動でフロント、リヤのグリップ限界を把握したうえでブレーキングからターンへの移行をみっちり習得。
夏場のHMSはこの午前のセクションで頑張りすぎると午後のスラローム走行まで体力がもたなかったり腕上がりを起こすので要注意です。
とはいえ当日はときどき霧雨が降ってライダーをクールダウンしてくれて、それでも路面をウェットにするまでは至らない好条件。これも梅雨のイタズラと思いつつカリキュラムは午後のスラローム走行へ。
長短ピッチにオフセットスラローム。実はコーススラロームよりこのセクションの方がライディングの気付きが多い。走行パターンが単純かつ低速なので冷静に自分の強み弱みが再現しやすいから、だと思う。
このスラロームのカリキュラムでインストラクターに追走して貰ったり質問責めにした者勝ち。このセクションで弱点をある程度まで改善したところで最後のセクション、コーススラロームへ。前述の通り、設定されたコースの端々に鈴鹿の本コース、南コースのエッセンスが沢山盛り込まれた内容。コーススラロームゆえの独特な走り方を要する場面もあるが、キモチは鈴鹿フルコース笑 この頃になると気温湿度共に上がってきて全てを出し切った感が出てきた頃に終了。
今回のレポート、実はHMS歴34年のバイク歴大先輩の方に書いていただきました!
感想もいただいたので、しっかり掲載!
梅雨の雨間をはよく言ったもので雨に降られての走行は幸いなかった。
もっとも、カリキュラムが終わった頃には自らの汗でアタマから爪先まで汗まみれ、雨に降られたのとあまり変わらない状態になってしまったが笑
個人的には今回はフロント、リヤ共にコケる寸前まで(実はコケるつもりで)使う、最近鈍ってきた上半身の動きを復活させる(そして肩こり腰痛も緩和する)、そして大排気量車でのテールスライドをリヤブレーキで抑えながら最速の加速を生む、というテーマを以って臨んだところ、これら全てを繰り返し再現できるようになった。
併せて次回のサーキット走行が楽しみになってきた。
実は筆者、このHMS歴34年。これだけ長く受講してればプロライダーにもなっていようものが、そうなっていないという辺り、ライディングの奥深さは計り知れない笑
たくさんの気づきや学びを得られるHMS鈴鹿。こんな貴重な機会を体感できるHMSは年3回の開催。
今年最後の開催は11月2日(水)を予定しています!
実は定員人数が限られているHMS鈴鹿。正式アナウンスは、9月を予定しています。
「いやいや次こそは絶対行きたい!!」
という方は、モトラボEJにお問い合わせください!!