1月18日、専門学校YIC京都工科自動車大学校様の「二輪自動車整備科」2年生を対象に、企業連携授業として講習をしてきました。
YIC京都工科自動車大学校の生徒さんには、鈴鹿8時間耐久ロードレース(以下8耐)に学生メカニックとして参戦して頂いています。モトラボEJ代表の江島が学生をまとめ、チームの一員として貢献している姿を見ていただこともあるかと思います。
そんな8耐でメカニックとして貴重な体験が出来る機会を得られるのが、この専門学校YIC京都工科自動車大学校様の「二輪自動車整備科」です。
8耐に関しては、実は10年以上一緒にやらせていただいてます。そんなご縁もあり、今年も企業連携授業として講習(授業)をさせて頂きました。
一般的な専門学校で習う授業とは違い、より専門的なカリキュラムを考え、いつもの授業内容と違った、教科書にはないお話やマニアックなお話を交えながら、実践で整備のノウハウを含めた講習をいたしました。
モトラボEJで得意としている「フューエルインジェクションマネージメント」と言われるインジェクションセッティングの基礎的な部分のお話と、学校にある教材車にて実際にサブコンピューターの取り付け、MAPを入力し空燃比の変化が見られる実習をさせて頂きました。
その他インジェクションクリーナーの施工実習やレース車両で使用しているデータロガーのデータを見ながら解説も実施。皆さんしっかり手を動かし、協力しあって実習してました。
講習をさせていただく都度思うことがあります。
今回講習を受講いただいた生徒さんたちは、この先、二輪整備士の資格を取って各ディーラーに就職する生徒さん、新、中古車販売店等に就職する生徒さんがいます。
長くバイクに関わる業界の中の人間として、生徒さんに伝えたいことがあります。
本当に大変だとは思いますが、まず1年、頑張って勤めてください!そしたら、あと3年頑張ってください。
きっと何かが見えてくると思います。
そしてどんなことでもいいので自分にしか出来ない究極の技術を身につけてください。
インジェクションやキャブセッティングのプロ、サスペンションのプロ、車体作りのプロ等々・・・。
そうすればこのオートバイ整備業界で重宝される貴重な人材となるでしょう!!