最終戦のレースを振り返り

今回から違うバネを金曜日に試すつもりでしたが、金曜日はハーフウェットでちゃんとしたテストができず、土曜日の予選でいきなり試す事になりました。元に戻す事も考えましたが、少しでも可能性があるならとチャレンジしました。
予選の初めのアタックで確認し、1度ピットインし再度調整してもう一度アタックをし、2番手を一秒以上離して、今年3回目のポールを獲得する事が出来ました。
決勝ではとにかく逃げるつもりでしたが、チャンピオンがかかっているプレッシャーもあり、スタートは失敗し3番手でしたがすぐに2番手を取り返しました。ランキングトップのライダーがスリッピーな路面に苦戦していたので、すぐにスパートをかけ後続を大きく引き離すことができましたが、予選２位のライダーは反応し着いてきました。そのまま2台のバトルになり、1度2位に後退しました。僕は予選走りすぎていて、1位のライダーは1周だけだったので、その差が序盤に出てしまい、ついて行くので精一杯だったのですが後半になるにつれて余裕ができ、チャンピオンだけでなく優勝を狙いに勝負をしかけ、見事そのまま優勝＆チャンピオンを獲ることが出来ました。
2位でもチャンピオンだったのですが、それだけでなく優勝を狙いに勝負をしていったのが今回の1番の成長だと感じました。